北海道の牧場「うらかわ優駿ビレッジAERU」で、水浴びをしながら鼻を左右にフリフリ動かす馬が撮影され大人気となっている。
実は、すさまじい走りを見せていた元競走馬で、名馬の引退後のギャップある姿に注目が集まっているようだ。
水飲み?馬のシュールな鼻フリフリ
北海道・浦河町の牧場「うらかわ優駿ビレッジAERU」で、鼻を左右にフリフリしながら水浴びをする馬。
たったこれだけの動画が、SNSで40万回近く再生されるほど人気を集めている。
馬が時々、舌をペロっとするしぐさは、水を飲んでいるわけではなく、“あるサイン”だという。
この記事の画像(8枚)「馬は満足したり頭使ったりするときに、ああいうペロペロするサインが出るときがある。水遊びを鼻先でジャバジャバ楽しんだあとに、満足してそのサインが出たのかな」と飼育員は語る。
“鼻フリフリ馬”は超有名な競走馬
ちょっぴり“シュール”なこの動画が人気が出た理由は、実は映っている馬が、“名馬中の名馬”なためだ。
この馬の名前は「ナカヤマフェスタ」。
2010年にG1宝塚記念で優勝し、さらにフランスの凱旋門賞でも2着の成績を残すなど大活躍していた馬だ。
当時、実況では「ナカヤマフェスタ!ナカヤマフェスタ!これは驚いた!ナカヤマフェスタ!」と名前が連呼され、会場では観客の大歓声も上がっていた。
しかし、さっそうと走る姿とはギャップのある現在の水浴び姿。
そんなナカヤマフェスタは現在18歳で、人間でいうと50代だ。
現役を引退し、牧場でのんびりとした余生を過ごす姿が注目を集めていたのだった。
(「イット!」 9月25日放送より)
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