9月30日までの秋の全国交通安全運動に合わせて、30日朝、鹿児島県内の通学路で警察による街頭指導が行われました。
「おはようございま~す」
鹿児島市大竜町の大龍小学校の通学路では、鹿児島中央警察署の警察官らが、スクールゾーンで、朝の時間帯は車両通行禁止となっている道路をカラーコーンで封鎖して、登校する子どもたちの安全を確保していました。
大龍小学校の通学路は、国道10号線をはじめ、交通量の多い道路が近くにあり、朝の時間帯は通勤中の車が渋滞を避けようと、車両通行禁止の通学路に進入するケースがみられるということです。
鹿児島中央警察署 交通課・川原慶博課長
「通学路では通学児童への思いやりをもって、スピードを落として運転していただきたい」
県警によりますと、2024年、県内で起きた交通事故の件数は、29日までで2100件あまりで、死者の数は37人と、2023年の同じ時期と比べて5人増えています。
警察は夕暮れの時間が早まる今の時期に事故が起こりやすいとして、注意を呼びかけています。
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