まもなくゴールデンウィークを迎えるが、旅先で子どもが思わぬケガをする恐れがあるとして、NITE・製品評価技術基盤機構は25日、注意喚起した。

子どものいる家庭では、子どもがケガをしそうな危険な場所をなくしたり、子どもに注意喚起したりする“おうちパトロール”が自宅で行われている事が多いが、実家や親戚宅、ホテルなど旅先ではそうした注意が行き届かず、特に注意が必要だという。

NITEによると、2019年から2023年までの5年間に通知された製品事故情報では、0歳から6歳までのこどもが被害に遭った事故は73件発生しているが、そのうち約7割の54件は屋内での事
故となってる。

代表的な事故としては、扉の隙間に指を挟む挟み込みや、転倒した家具の下敷きになるなどの外傷、熱湯を扱う家電製品によるやけど、おもちゃの誤飲などによる窒息などがある。

いずれも自宅では注意していても、“普段とは違う旅先”では起きがちだ。NITEは、「外出先でも“おうちパトロール”を実践して、楽しく安全に大型連休を過ごしましょう」と呼びかけている。

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