兵庫県にある介護老人福祉施設では、“施設に入っても楽しく過ごしてほしい”と、介護士たちがキャバクラとホストのイベントを始めました。
“施設に入っても楽しく”介護士たちがキャバ嬢&ホストに
壁にずらりと並んだ女性たちの写真。
「お隣よろしいですか?すみません、ありがとう」
この記事の画像(8枚)ドレス姿で談笑するのは、塚本花夏(つかもと・はな)さん(24)。ここは、おじいちゃんたちのためのキャバクラ…ではなく、実は介護施設なのです。
塚本花夏さん:
おやつは食べた?まだなんだ。
女性:
うん。
兵庫・丹波篠山市にある「やまゆりの里」。ここで介護士として働く塚本さんは、“施設に入っても楽しく過ごしてほしい”とキャバクラとホストのイベントを始めました。
昼間の仕事を済ませた介護士たちは、メイクをしてキャバクラやホストの準備を行います。
塚本花夏さん:
いっぱいお話ができるっていうので(キャバクラが)面白そうだしやってみようかみたいなところからスタートしました。年齢とか関係なく(人生を)楽しんでもらいたい。
早速1人目のおじいちゃんがご来店!
黒服:
どうしましょうか、今日は
男性:
この子やね。
黒服:
はいわかりました!
その後も続々とおじいちゃんがやってきます。
介護士:
こんにちは~。
男性:
綺麗になってはる。
いつもと違う介護士たちの姿におじいちゃん、おばあちゃんたちも笑顔を見せます。
おじいちゃんたちから愛情をたっぷり受けて育った塚本さん。その影響もあり、“世の中のお年寄りをもっと笑顔にしてあげたい”と斬新なイベントを始めたのです。
塚本さん:
最後まで「楽しいぞ」って「人生楽しかったな」ってそう思ってもらえるように私たちも頑張らないとなって思います。
お年寄りに日々を楽しく過ごして欲しい。そんな気持ちが込もった塚本さんの活動はあすも続きます。
(「イット!」9月17日放送より)
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