毎年10月の「臓器移植普及推進月間」に合わせ、移植医療への理解を広めるイベントが広島市で開かれました。
広島市南区のエールエール広島駅南口地下広場で行われた「ひろしまグリーンリボンフェス2024」は、移植医療への理解を深めてもらおうと市民グループによって企画されたイベントで、今回で8回目です。
日本では、病気や事故により、肺や心臓などの移植を待つ人がおよそ1万6000人いますが、提供者は年間600人にとどまっていて、週に8人のペースで命が失われている現状があります。
日本臓器移植ネットワークでは、移植医療で救える命について理解し、マイナンバーカードや運転免許証の裏側にある臓器提供の意思表示をしてほしいと、呼びかけました。
【ひろしまグリーンリボンフェス2024・原田泰輔実行委員長】
「イエスでもノーでもどちらでもいいというのが私たちのスタンスですから、皆さんの思いを率直に書いていただく。そして書いてもらった意思表示カードをぜひご家族の方と一緒に見て考えてもらうきっかけにしてもらえたらと思います」
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