バスケットボールのりそなグループ・B1リーグの長崎ヴェルカは新本拠地「ハピネスアリーナ」でサンロッカーズ渋谷と開幕戦で対戦しました。
長崎ヴェルカの新たな本拠地「ハピネスアリーナ」
今月4日のこけら落としゲームには試合開始の3時間前から続々とファン・ブースターが詰めかけていました。
アリーナの新演出としてパフォーマンスユニット「VELC」も披露されました。
KTN記者
「長崎ヴェルカにとってB1での2シーズン目が始まります。新本拠地ハピネスアリーナでの開幕戦、初勝利となるんでしょうか」
開幕戦の相手は、サンロッカーズ渋谷。
長崎西高校出身の田中大貴や日本代表のジョシュ・ホーキンソンなどが名を連ねます。
その強豪に、ヴェルカは第1クオーターを3点差で終えます。(17-20)
第2クオーター、ヴェルカはマオール新ヘッドコーチが大切にする「守備」からリズムを作ります。
7番・ブラントリーのスリーポイントで逆転に成功するとヴェルカが5点リード(36-31)で前半を折り返します。
第3クオーター ヴェルカは勢いを加速させ、2023年シーズンからの得点王7番・ブラントリーが本領を発揮します。
ブラントリーはこの10分間で13得点と大暴れ。
豪快なダンクから雄叫びをあげるなど、最後まで渋谷の追い上げを許しません。
渋谷を76対68で下し、新本拠地での初戦を白星で飾りました。
松本健児リオン選手
「ハピネスアリーナ1試合目の公式戦を無事、勝利を収められてそこに関しては良かった。これまでいた選手、今いる選手、関わってくれる皆の力があってこの空間ができたとすごく思った」
演出も入れた初めての試合に観客も興奮を隠せません。
男性
「当たり前じゃなかったんで、いい意味で長崎じゃない感じがしてすごいなと思いました」
渋谷ブースターも…
「アリーナの一体感というか、小さいだけに、人の圧が、声の圧がすごかったです」
リージョナルクリエーション長崎 岩下英樹 代表取締役社長
「この施設に何点?)うーん・・・60点」
「(ギリギリ及第点?)ちょっとまだまだやりたいこといっぱいあるんで」
試合終了直後こそ、周辺は帰宅する観客で混雑し長崎電気軌道は電停に職員を配置して対応にあたったものの、大きなトラブルはなかったということです。
5日のGAME2は、前日を上回る5504人がハピネスアリーナに詰めかけ、大声援を送りました。
ヴェルカは58対53で渋谷に敗れましたが、選手は手応えを感じていました。
比良寛治 主将
「ヴェルカはB3から来たんだよというのをどんどん表現して」「ハピネスアリーナをもっともっと盛り上げていきたいと思いますし、長崎の皆さんがヴェルカがあることを誇りに思ってもらえるよう、地元出身選手としても、キャプテンとしてもまだまだステップアップしたいと思います」
次の試合は今月12日と13日に東地区のレバンガ北海道とアウェーで対戦します。
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