九州電力の子会社と鹿児島県霧島市は、建設を計画している霧島烏帽子岳バイナリー発電所について、環境保全に関する協定を結びました。
霧島烏帽子岳バイナリー発電所は、九州電力から事業を引き継いだ、子会社の九電みらいエナジーが霧島市霧島田口の国有林約2万2000平方メートルに建設する地熱発電所です。
霧島市役所で行われた協定の締結式では、九電みらいエナジーの水町豊社長と、霧島市の中重真一市長が自然環境や温泉資源の保護など、17項目を定めた協定書にサインしました。
九電みらいエナジー・水町豊社長
「地元の人にも発電所があるというのを誇りに思ってもらえるよう発電所を運営したい」
バイナリー発電は、比較的低い温度で発電できるメリットがあり、この発電所では年間で約1万600世帯分となる3200万キロワットの電力供給が計画されています。
2026年度末の運転開始を目指しているということです。
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