SNSで“水に浮かぶ男性”の絵画が750万回以上も再生され、話題となっている。リアルな「光」の表現が注目されており、“ライトを仕込んでいるのか”と疑問の声があがるほどだ。これは、絵の具を薄く何層にも重ねることで、光が透過して絵が光って見える表現だという。
「光ってる?」発光する幻想的な絵画
SNSに投稿され、いま話題となっているのは“水に浮かぶ男性”の絵画だ。
この記事の画像(11枚)陽の光に照らされ、水面がキラキラとまるで本当に光っているように見える。
この絵を巡り、SNSでは「絶対ライト仕込んでるでしょ!」「なんで絵なのに光ってるの?」などと大きな注目を集め、“ライトを仕込んでるのでは?”と疑問の声が上がっていた。
映像は公開されてから、これまでに750万回以上も再生されている。
色の重なりが作り出す“光”の秘密
イット!は、絵の作者である画家の桑宮亮さんに「光る絵」の秘密を探るため直撃した。
桑宮亮さんによれば、「色を薄く重ねると光るということですね。絵の具ってむちゃくちゃ拡大したら、セロハンとかガラスみたいに半透明なんですよね。それが何層も何層も重なると、外からの光が透過して絵が光って見える」という。
グレーの絵の具を使い、明暗をつけて描いたベースの絵に何層も色を重ねて塗っていくと、実際に絵が光っているように見えるのだそう。
「夢の中」をイメージして描いたという“光る絵”、一つの作品にかかる制作期間は2週間だという。
多くの反響に、桑宮さんは、「うれしいです。もっとこの夢の中っていうのを深めていって、一緒に感動してくれる人たちと出会いたい」とたくさんの人に絵を見てもらいたいと語っている。
(「イット!」 10月4日放送より)
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。