製造業の生産性向上を後押しする最新の製品や技術などを紹介する見本市が16日、福岡市で始まりました。
マリンメッセ福岡で16日に始まった九州最大級の産業見本市「モノづくりフェア」。
全国から過去最多の約600の企業や団体が出展しています。
缶飲料の飲み口を滑らかな動きで隅々まで確認するロボットに、
AIの技術を使って、これまではできなかった透明や半透明の形を認識しピッキングできる装置などものづくりの現場が抱えるあらゆる課題を解決できる最新の製品がそろっています。
こちらは、重さや力をはかるセンサーを製造するメーカーです。
◆ユニパルス 営業部 久原和晃部長
「実際、分銅が20キロあって、本来持とうと思ったら結構力が必要。こんな感じで軽々と扱うことができる」
◆記者リポート
「本当だ、手を添えるだけでものすごく簡単に持ち上がりますね」
重い荷物もペットボトルを持つぐらいの感覚で簡単に作業できるよう補助してくれる製品です。
移動ができ、狭い空間や天井が低い場所にも対応できるそうです。
◆ユニパルス 営業部 久原和晃部長
「人と同じ空間で働ける協働ロボットは、最大重量が約35キロだが、この製品であれば、手で添えるだけで2トンの重量物を軽々動かすことができる。雇用の幅が広がって、高齢者から女性までどなたでも重量物を搬送できる」
一方、こちらは。
◆エクシーズ DX開発部 山本颯一郎さん
「この上に手をかざしていただいてもいいですか?」
◆記者リポート
「すごい、手が出てきました。あー面白い」
特殊な眼鏡などをかけなくても3Dに見えるシステムです。
◆エクシーズ DX開発部 山本颯一郎さん
「実際に展示が難しいものなどを3Dで撮ってスキャンして表示して、本当は触れないものに触れたり、裏が見えないものが見られる」
最大50人まで同時に3Dを体験することができます。
自慢の技術を売り込む「モノづくりフェア」は18日まで開かれています。
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