10月14日、鹿児島市で散歩をしていた70代の女性がイノシシに襲われてけがをしたのを受け、周辺では警察がパトロールを続けているほか、17日朝も保護者と一緒に登校する児童が見られました。
永尾武弥記者
「3日前に女性がイノシシに襲われた現場の近くです。こちらの茂みには、16日まではなかったイノシシが掘り返したとみられる跡が残されています」
10月14日の朝、鹿児島市原良7丁目を1人で散歩していた近所に住む70代の女性が1頭のイノシシに襲われ、太もものあたりを複数回かまれてけがをしました。
地元の猟友会が仕掛けた箱わなには、16日から特段の変化はありませんが、近くにはイノシシがミミズなどを食べるために地面を掘り返した、かなり新しい形跡がありました。
現場周辺は通学路となっていて、17日も地域住民や警察の警戒が続いています。
児童の登校に付き添った保護者からは、不安の声が聞かれました。
通学に付き添った保護者
「子どもが安全に登校できないので、不安なく登校できるように変わってほしい」
近くの原良小学校では、イノシシよけに有効とされる鈴を持ち歩くよう児童に指導し、集団下校を実施するなど警戒を呼びかけています。
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