11月に秋田県鹿角市で開催される「第147回秋田県種苗交換会」の概要が発表された。農産物の展示やショーなどが1つの会場に集約されるほか、会場の電気は市内でつくられたもので賄う。

県種苗交換会は、1878年から続く農業の祭典。2024年は、2015年以来9年ぶりに鹿角市が会場となり、11月1日から5日間の日程で開かれる。

メインとなる農産物審査への出品は、3年連続の気象による影響や会場の規模などを踏まえ、2023年より100点少ない1300点が目標。出品物は10月29日に搬入・陳列され、10月30、31日に審査が行われる。

また、農家やJAの関係者などによる談話会は、「魅力あふれる秋田の果樹」をテーマに11月2日に開かれる予定。

鹿角市は、9年前の開催時に会場周辺で交通渋滞が起きたことから、今回は農産物の出品展示や農業機械化ショーなどを1つの会場に集約し、シャトルバスでの来場を呼びかけている。

なお、会場で使用される電気は、すべて市内で発電されたもので賄われる。

期間中の来場者は、60万~70万人と見込まれている。

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