北海道電力 泊原発3号機の再稼働までにかかる新規制基準を満たすための安全対策費が、当初の17倍を超える約5150億円に上ることが分かりました。

 北海道電力が9月、原子力規制委員会へ報告したもので、新規制基準の審査を申請した2013年7月から再稼働を目指している2027年3月までに、防潮堤建設などの安全対策費が約5150億円かかるとしています。

 当初北海道電力は2011年時点での安全対策費を、200億円から300億円規模と表明していましたが、現時点で17倍以上に膨らみました。

 電気料金にも反映される見通しですが、北海道電力は「再稼働したら火力発電の燃料費の削減が見込めるので、適正に値下げする」としています。

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