新潟・上越市の上越市立水族博物館で、ガラスごしに歩くハトに熱視線を送るアザラシの姿がカメラにとらえられた。
夢中でハトを追いかける姿は、SNSで話題だ。
副館長がこっそり持っていた秘蔵の映像で、珍しい来客の様子を偶然撮影したものだったという。
興味津々なゴマフアザラシ
新潟・上越市の上越市立水族博物館でオープン前に撮影されたのは、熱いまなざしで、じぃーっとハトを見つめる姉妹のゴマフアザラシだ。
この記事の画像(11枚)ハトがその場を離れるとグイっと方向転換し、すぐさま、あとを追いかけて正面にポジショニング。
その後も、ハトが移動するたび必死に追いかけていた。
まるで、「君は、誰なんだい?」とでも言うように、じぃーっとハトを見つめる2匹のアザラシ。
この動画がSNSに投稿されると、100万回以上も再生され、「興味津々で尊すぎる!」、「いつの間にハト飼育員を雇われたのですか!」などと大きな話題になっている。
しかしこの映像、当初はSNSで公開する予定はなかったという。
上越市立水族博物館の副館長によれば、「私がこっそりひそかにニヤニヤしながら見ていた映像でした。たまたま面白い映像ない?って広報の方が探してらっしゃって。こんないいの隠し持ってるんですか?出してくださいよって怒られました」と語っている。
珍しいお客さんに大興奮?
とはいえ、アザラシの姉妹はなぜ、こんなにもハトに興味津々だったのかは、謎が深まる。
考えられる理由を副館長に聞いてみると、「ハトが来るっていうこと自体も珍しいのですが、ほかの動物が来ることがないので、いなくなるまで結局追いかけていましたね」と、2匹のアザラシは、滅多に来ない来客に興奮していたのではないかという。
ちなみにハトとは関係ないが、この姉妹のアザラシ、妹の方は現在、名前を募集中だ。
(「イット!」 10月16日放送より)
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