行楽の秋、食欲の秋を物産展で。秋田市で京都の秋を感じられる催しが始まった。京都に行ったかのような旅行気分を味わえる。

秋田市の西武秋田店で22日から始まった「京都展」には、初出店を含む25店舗が並んでいる。

 西武秋田店・菊地麻美さん:
「漬物から八ッ橋、工芸品などいろんなものが出ているが、今回のおすすめはラーメン」

京都では午前6時の開店から行列が途切れない人気ラーメン店「本家 第一旭」。しょうゆや麺は京都の老舗のものを使った、まさに“京都の味”を提供している。

スタッフおすすめの「京都ラーメン」に、旬の「九条ネギ増し」を注文した。

 佐藤愛純アナウンサー:
「豚のうまみがしみ込んだスープと麺がよく絡んでいる。九条ネギが独特の辛みをあまり感じなくて良い香りがする。これはネギ増しで食べてほしい」

長い列の先にあるのは、焼きたての団子。舞妓(まいこ)さんでも食べられるようにと作られた小さな団子はもちもちだ。

 買い物客:
「京都は何年か前に行ったことがあるが、やっぱり団子がおいしかったので」

新登場の「京都芋屋 芋と野菜」は、徳島産「なるとはるか」の焼き芋が自慢で、糖度50度以上のものがあるんだとか。その焼き芋を使った人気商品が「スイートポテト」だ。

ねっとりとした滑らかさと濃厚な甘さがあり、焼き芋を食べているかのようだ。1個がずっしりしているが、自然な甘さで丸ごと1個ぺろりと食べられる。

22日はすぐに売り切れてしまった「サンド」もおすすめだ。芋の甘さと軽く仕上がったホイップクリームのバランスが絶妙で、食パンが薄く、全体的にまとまっているので食べやすい。

また、比内地鶏を使った混ぜご飯は、京都の家庭の味と秋田がコラボレーションした商品だ。

 西武秋田店・菊地麻美さん:
「催事場のほかに、地下と1階にも店が出店している。23日からは舞妓さんも来るので、京都の気分で楽しんでもらいたい」

京都展は10月28日まで開かれる。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。