愛知・名古屋港水族館で目撃されたのは、飼育員から餌の魚を受け取るも、決して口にしないオスのエンペラーペンギンです。

何とか食べさせようと、ペンギンの口元に魚を持っていきますが、やっぱりグーッと顔を背け、そっぽを向いてしまいます。

「この魚はどうだ!」と次の魚を与えると、今度はパクッとくわえたものの、飲み込むには至らず。
好みの味ではなかったのか、がっかりしているように見えます。

すると、ようやく1尾の魚を食べたペンギン。
すぐさま飼育員が次の魚を与えますが、「この魚は口には合わぬ」と言わんばかりに、くちばしでペチン。
拒否されてしまいました。

まさに「エンペラーペンギン」の名のごとく、皇帝のような堂々たる立ち振る舞い。
当時の様子について、飼育員の方に聞いてみると、「『あ、これは食べません』みたいな雰囲気がすごく感じ取れるような状態」だったといいます。

ペンギンが餌をえりすぐっていた理由については、「いつも鮮度の良い餌を与えてはいるんですけど…。あ!もしかしたら硬さが気になったのかなと」と話していました。

この日は、歯応えのある餌を食べたかったのか…。
何ともグルメなペンギンでした。

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