乳幼児が多くかかる「手足口病」の県内の患者数の増加が続いていて、14週連続で警報レベルとなっている。県は予防対策を徹底するよう呼びかけている。
「手足口病」は、口の中や手のひら・足に水ぶくれのような発疹ができ、発熱を伴うウイルス性の感染症で、5歳以下の子どもを中心に夏に流行する。
県衛生研究所によると、10月20日までの1週間に確認された「手足口病」の患者数は県全体で754人と、前の週から9人増えた。
1定点医療機関あたりの患者数は26.93人で、14週連続で警報レベルとなっている。
手足口病は飛まつや接触・便などから感染するため、県はこまめな手洗いに加え、トイレやおむつ交換後の手洗いの徹底・タオルの共用を避けるよう呼びかけている。
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