口や手足に発疹が現れる「手足口病」の感染が広がり、福岡県内では19週連続で警報レベルとなっています。
県によりますと10月20日までの1週間に県内の定点医療機関に報告された手足口病の感染者は1医療機関あたり8.20人と前の週を下回りましたが、感染者数は高止まりしていて、19週連続の警報レベルとなっています。
手足口病は口の粘膜や手のひら、足などに水疱のような発疹が現れ、それが消えた後も3~4週間は便にウイルスが排泄されます。
県は手洗いを徹底してタオルの共用を避けるなどの感染対策を呼びかけています。
また、県内ではマイコプラズマ肺炎の感染者も1医療機関あたり2.33人と前の週より増えています。
マイコプラズマ肺炎は子供や若い人に多く、発熱や全身のだるさ、頭痛、せきなどの症状が出ます。
解熱後もせきが3~4週間続くのが特徴で、県はせきが長引くなどの症状がある場合は、医療機関に相談の上受診するよう呼びかけています。
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