愛媛県内で過去10年で最多だった「手足口病」の感染者の報告が9週ぶりに減少しました。しかし高い水準が続いていて県は予防を続けるよう呼びかけています。
県の25日の発表によりますと、感染者の報告は10月20日までの1週間に1医療機関あたり20.44人報告され、前の週より7.81人減ったものの、高い水準が続いています。
保健所別では八幡浜が32.75人となり1.25人増加。西条の6.00人を除くほかの保健所は15人~26人台です。年齢別では1~5歳を中心に乳幼児から成人まで幅広い層で見られています。
手足口病はエンテロウイルスによる感染症。症状は手や足などでの水疱性の発しんのほか、発熱や口内炎が現れるなどします。感染は鼻やのどの分泌、便などで広がるため、県は手洗いを実施し、タオルやコップを共同で使うことを避けるよう呼びかけています。
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