福井市内の中学校では、生徒たちに仕事や職業への意識を高めてもらおうと、会社などを実際に訪れて仕事について学ぶ職場体験学習が行われました。
 
このうち、福井テレビを訪れたのは福井市の明道中学校の生徒です。明道中学校では、キャリア教育の一環として毎年この時期に職場体験を行っています。
 
中学2年生約130人が、24日から2日間にわたって校区内を中心に約70の会社や店に出向き、それぞれの仕事や職場の環境に触れました。
 
福井テレビを訪れた4人は25日、報道記者の仕事を体験、取材依頼の電話や現地での取材などを自分たちでやりながら、ニュースはどのように作られているのかを学んでいました。

体験した生徒たちは「テレビのインタビューを見ていたが、実際にやってみると難しい」「働くことの大変さや楽しさが分かったので将来に活かしたい」などと真剣な表情で話していました。
 
また、今回取材対象となった洋食店「ヨーロッパ軒」の高畠輝成社長は「いろんな職業体験を通して、世の中でお父さんやお母さんも仕事をしていることを知るいい機会。仕事を通して福井の良さを知ってもらいたい」と話していました。
 
生徒たちは、熱心にメモを取りながら仕事の厳しさや働くことの大変さなどを学んでいました。

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