27日投開票された衆議院選挙。佐賀県の2つの小選挙区には6人が立候補し、1区、2区ともに立憲民主党の前職が戦いを制しました。
佐賀1区の開票結果です。
立憲民主党の前職、原口一博さんが10期目の当選を果たしました。
原口さんは佐賀市出身の65歳。
東京大学文学部を卒業後、佐賀県議会議員を経て1996年に衆議院議員に初当選。体調面では悪性リンパ腫が寛解したことを強調していました。
【当・立憲・原口一博氏】
「完全復活してこうやって愛する佐賀の皆さんとともに勝利を祝えたことがなにより。日本全体を再建して独立国家としてのふさわしい日本、そして日出ずる国の衰退から成長に、ここをきっちりやって国民の命と暮らしそして平和を守っていきたい」
佐賀2区の開票結果です。
立憲民主党の前職、大串博志さんが7期目の当選を果たしました。
大串さんは白石町出身の59歳。
東京大学法学部を卒業後、財務省の官僚を経て2005年に衆議院議員に初当選。現在は党の代表代行や選挙対策委員長を務めています。
選挙戦では、党の幹部として全国の応援に回るため地元での活動は4日のみ。妻の佳子さんを中心に支援を呼びかけました。
【妻・佳子さん】
「大串は皆さまの代弁者として国会に行かせていただくものと思っております。今まで以上に厳しくお育ていただき、ときには叱っていただけるようなそのようなことを皆さまに私はひとつだけお願いしたいと思います」
一方、小選挙区で落選した自民党の岩田和親さんと古川康さんは比例九州ブロックで復活当選しました。
県選挙管理委員会によりますと今回の衆院選の投票率は55.99パーセントと前回を下回りました。
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