老朽化などに伴う再整備事業が進む福岡県北九州市の旦過市場で、古い建物の本格的な解体工事が始まりました。

◆記者リポート
「北九州の台所・旦過市場です。老朽化した建物の重機での解体が始まりました」

老朽化した木造店舗が密集する小倉北区の旦過市場では河川改修と合わせた再整備事業が進んでいて、今回解体が始まったエリアでは区画整理を経て来年度末までに4階建ての商業施設が建設される予定です。

2022年に発生した2度の火災や新型コロナの影響で、解体工事は1年半遅れでの着手となりました。

◆北九州市 神嶽川旦過地区整備室 民谷充 施設整備係長
「古き良き旦過市場の雰囲気を出せるように、市場の人と話し合いながら街づくりを進めてまいりたい」

旦過市場は解体工事の間も営業していて、北九州市立大学の新たな学部設置を含めた全体の再整備事業は2027年度末に完了予定となっています。

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