2024年度の防災功労者内閣総理大臣表彰に、災害ボランティアの先駆者として島原市に住む旭芳郎さんが選ばれました。
旭芳郎さんは1991年6月3日の雲仙普賢岳噴火による火砕流惨事の直後に雲仙岳災害ボランティア協議会を立ち上げ、土石流で被災した家屋の家財の運び出しや義援物資の仕分け作業などにあたりました。
その経験をいかし全国の被災地に駆けつけ、ボランティアセンターの運営など指導的役割を果たしています。
特に義援物資を送る側が品目ごとに仕分けて届ける仕組みは、被災地の行政やボランティアに負担をかけない「島原方式」として評価されています。
また日本防災士会長崎県支部の立ち上げにも関わり初代支部長として、現在は顧問として講演会など防災思想の普及にも努めています。
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