福岡県内では口や手足に発疹が現れる「手足口病」の感染者数が高止まりし、20週連続で警報レベルとなっています。
県によりますと10月27日までの1週間に県内の定点医療機関に報告された手足口病の感染者は1医療機関あたり8.13人と前の週からほぼ横ばいで、20週連続の警報レベルとなっています。
手足口病は口の粘膜や手のひら、足などに水疱のような発疹が現れ、それが消えた後も3~4週間は便にウイルスが排泄されます。
県は手洗いを徹底してタオルの共用を避けるなどの感染対策を呼びかけています。
一方、マイコプラズマ肺炎は1医療機関あたり1.93人と前の週よりやや減少しましたが、感染者数は例年を大幅に上回る状況が続いています。
マイコプラズマ肺炎は子供や若い人に多く、発熱や全身のだるさ、頭痛、せきなどの症状が出ます。
解熱後もせきが3~4週間続くのが特徴で、県はせきが長引くなどの症状がある場合は、医療機関に相談の上受診するよう呼びかけています。
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