脱炭素社会に向けて、高校生たちができることを考えました。

二酸化炭素削減の技術開発に取り組む研究所でワークショップが開かれ、高校生が研究の最前線に触れました。

長崎市の三菱重工総合研究所を訪れたのは県立長崎東高校の1,2年生約40人です。

この研究所ではボイラーや航空機のエンジンなどに活用するため、植物などを原料にしたバイオマス燃料の開発や、二酸化炭素を排出しないアンモニアや水素を使った燃焼の研究などを行っています。

生徒たちはまず、研究員の説明を受けながら実験棟をまわって、二酸化炭素を「減らす・排出させない」ための研究や取り組みを学びました。

ワークショップで生徒たちは脱炭素社会の実現には何が必要か、アイデアを発表しました。

生徒
「長崎は漁獲量が多いから、魚のいらない部分や油を回収して発電すれば輸送コストも低くなる」

この高校では総合学習の一環で、環境や教育などをテーマに探求活動をしていて、2025年3月に研究の成果を発表することにしています。

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