2024年も残り2か月。そろそろ「大掃除」が頭をよぎりますよね。
今回は、「年末の大掃除をしなくて済む」毎日の掃除でラクに汚れを落として予防まで!プロ直伝の掃除術をご紹介します。
ダスキンの調査によると、2023年年末に大掃除した人の割合が、20年前よりも10%減少。
普段の掃除で汚れを溜め込まないよう工夫する人が増えているんです。
そこで今回は、日々の簡単なお手入れで年末の大掃除がいらなくなる!プロ直伝の掃除術をご紹介します。
教えてくれるのは、札幌の家事代行サービス「キミタス」で働く加藤朋未さん。
掃除のプロ・加藤さんの3つの掃除術。「やめた掃除」「ついで掃除」「予防掃除」を実践していきます。
協力してくれたのは、2人の子どもを育てながら、食育講師として働く阿部さん。
たくさんの食材を扱う仕事柄、キッチンのシンクはキレイを保っておきたい場所ですが、シンクの排水溝がヌメヌメに。
そこでプロは、あることをやめて、掃除をラクにしているんです。
ヌメリのつきやすいフタとカゴはやめて、手入れのしやすい、便利グッスの排水口リングを使用しているといいます。
100円ショップで手に入る「排水口リング」という商品。使い方は超簡単。
市販の水切りネットを上からかぶせて固定したら、あとは排水口へセット。ゴミが溜まったらネットを外して捨てるだけなので、これで面倒なヌメヌメ掃除から解放されます。
さらに、この水切りネットを交換するときについで掃除ができる2つ目のテクニックを紹介します。
交換のときに、この網でシンクまわりを洗うようにしています。
水切りネットは泡立ちやすく、シンク洗いに大活躍なんです。
これで掃除用のスポンジを用意しなくても大丈夫。
キッチンではもう一つ、こんな”ついで掃除”も。
使用済みのラップをまるめスポンジ代わりに、洗剤をちょこっと付けて、シンクをこすると…汚れを絡めとってキレイにしてくれるんです。
他にも、シンクの汚れで悩みを抱える場所が。
しつこいエンドレス水あかには、汚れを付きにくくする”予防掃除”が効果的です。
薬局などで手に入る、アルコールスプレーの「パストリーゼ」。
除菌や防カビ効果がありながら、なんと、食品にも使えるくらい安全なのが魅力。
布巾やキッチンペーパーに吹きかけ、濡れている面で拭いてから、乾いた面でもう一度拭くと輝きが増します。
アルコールの力により、すぐに蒸発・乾燥するので、拭き跡が残りにくく、水あか防止につながります。
続いては…湿気が多く汚れがたまりやすいお風呂の掃除術。
ここでも3つのテクニックが!まず、掃除をラクにするために「やめたこと」とは?
「私は洗剤を使うのを辞めちゃいました。体を洗うボディーソープで洗うようにしてます。付いてる汚れは皮脂汚れが多いと思うので、ボディーソープでも十分に落ちる。」(家事代行サービス「キミタス」加藤朋未さん)
スポンジを使わず、お風呂に入る”ついでにできる”掃除なので、時短できて、まさに一石二鳥。
お風呂汚れで、阿部さんのお悩みは…ドアレールのホコリ・カビ汚れ。カビやすく、ホコリが溜まる隙間部分へのオススメの裏ワザを教えてもらいました。
使い古した歯ブラシを利用。80度以上のお湯に歯ブラシをつけて、わすが15秒で、角度のついた掃除ブラシが完成します。
「歯ブラシの角度がついていることで、力を入れやすく掃除がしやすい」
日々のお手入れをラクにする予防掃除グッズが!
100円ショップ・ダイソーの「カビ汚れ防止マスキングテープ」。
防カビ剤が入っているので、貼るだけで効果抜群。ホコリやゴミが入り込まなくなる便利グッズなんです。
そして阿部さんが特に気になっているというのが、換気扇のホコリ。
ホコリを予防する便利アイテム「ホコリとりフィルター」。
換気扇にペタッと貼るだけで空気はちゃんと通してあげて、ホコリは逃さずキャッチしてくれます。
かわいいクマちゃんの絵が出てきたら、交換のサイン。これで、簡単にキレイな状態をキープできます。
無駄なことはやめる。ついでにできることで時短、次の汚れを予防する。これで大掃除いらずの年末を過ごしましょう!
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