二十四節気の一つ「立冬」の7日、滋賀県の彦根城では、冬の風物詩・松の木の「こも巻き」が行なわれました。
国宝・彦根城では管理事務所の職員が樹齢・およそ300年の「いろは松」などにこもを巻きつけました。
こも巻きは、松を枯らす害虫を冬の間、暖かいこもに誘い込み、春先に外して退治する昔ながらの駆除方法です。
彦根城主・井伊家が甲冑などを赤で統一した「赤備え」にちなんで赤い法被を着た職員が手際よく作業を行っていきました。
今シーズン1番の寒さとなった7日、観光客は「冬支度」された松の木を見ながら散策を楽しみました。
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