秋田県内はこれから本格的な雪のシーズンを迎える。これに備え7日、秋田市の「道路除排雪対策本部」が立ち上げられ、職員が除雪作業の安全を祈願した。今シーズンも積雪10センチ以上で除雪に取りかかる。
秋田市の道路除排雪対策本部は、市内の車道1907キロを、委託業者を含めた車両2250台で除排雪にあたる。
7日は、穂積市長や職員など約50人が出席し、シーズン中の作業の安全を祈願した。
秋田市では、今シーズンも10センチ以上の積雪が巡回で確認できた場合、道路の優先順位をつけずに業者に出動を依頼する。一方で、除雪を優先するため、雪の運び出しが遅くなる課題も指摘されている。
秋田市・穂積 志市長:
「昨シーズンは『道路に雪山が残っているのでカーブでは見えにくい』という話もいただいた。しっかり巡回をして、それぞれの場所の危険度を判断しながら、市民にも遠慮なく対策本部に連絡をいただき、協力もお願いしたい」
秋田市は、コールセンターが設置される12月10日までは、道路除排雪対策本部で要望などを受け付ける。
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