宮城県南三陸町では正月の縁起物の飾りとして出荷するクロマツの収穫が最盛期を迎えています。

青々と葉を茂らせたクロマツ。南三陸町の農業法人が県内で初めて栽培に取り組み、3年前から本格的に出荷しています。今年は4ヘクタールほど作付けし、10月下旬から収穫が始まりました。

夏の猛暑の影響もなく順調に育ったということで、11月中に約30万本の収穫を見込んでいます。収穫したクロマツは作業場に運び込まれ、枝などを切って形を整えたあと、幹の太さや長さを揃え水に浸し保管されます。

南三陸PinePro 後藤敏代表
「例年と比較してまあまあの出来。この地域は締まりがいい。葉が短くてすごく適している」

クロマツは正月飾りの門松のほか、関西では仏壇や床の間にも飾られるということです。関西方面を中心に出荷され、今年は一部、宮城県内にも出回る予定だということです。

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