色鮮やかなキクが並ぶ「菊まつり」が今、秋田県横手市で開かれている。
色とりどりの鮮やかな花々が並ぶのは、横手市の秋田ふるさと村で開かれている菊まつり。県内の愛好家が丹精込めて育てた1000鉢のキクが会場を彩る。
直径18センチ以上の大ぶりな花の部門で最高賞の農林水産大臣賞に輝いたのは、秋田市の工藤勉さんの作品。花がバランスよく配置されていることはもちろん、大きさがそろっている点が評価された。
訪れた人たちは、一鉢一鉢じっくりと鑑賞しながら、ゆっくりとした時間を過ごしていた。
「上手に作るもんだな」と感心しながら見て回る来場者。「すごいと思う。大きく育てるのに置く場所も良いのだと思う」「魂が洗われる。バラとかダリアといった豪華な花じゃないけれどすがすがしい」などと話していた。
菊まつり委員会の遠山勝義委員長は「色、大きさ、花の盛り上がり、バランス。それを見て楽しんでほしい。天気に恵まれて、足を運んでもらえればと思う」と多くの来場を呼びかけている。
「よこて菊まつり」は11月11日まで開かれている。
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