応援したい自治体に寄付をすることで返礼品が届くふるさと納税。

その返礼品を高速道路のサービスエリアで直接選んで受け取れるようになりました。

九州自動車道下りの広川サービスエリアで8日、お披露目されたのは地元・広川町の特産品の数々です。

旬のフルーツに、お茶などがズラリ。

さらに博多名物の明太子やもつ鍋など、広川町以外の県の特産品も並んでいます。

実はこれ、ふるさと納税の「返礼品」なんです。

九州のサービスエリアでは初となる「店舗型ふるさと納税」。

ふるさと納税は一般的に、専用のポータルサイトを利用して寄付をして、後日、返礼品が届きますが、「店舗型ふるさと納税」は対象の施設で直接寄付をするとその場で返礼品を受け取ることができます。

広川サービスエリアで返礼品の対象となっているのは、町や県の特産品約200種類。

手に入れる方法はいたって簡単です。

まず、返礼品を自分の目で見て選んだ後、QRコードを読み込んで専用サイトへ。

「寄付」を実行し必要な情報を入力すると、希望の「電子チケット」が取得できます。

そして、レジでチケットを見せると完了です。

「店舗型ふるさと納税」の対象は、特産品以外も。

福岡発祥の「グルメ風月」など施設内3つの飲食店でも、ふるさと納税を食事代に充てることが可能なんです。

実際に商品を見て返礼品を選ぶことができる「店舗型ふるさと納税」。

これをきっかけにサービスエリアの利用者増加にもつなげたいとしています。

◆広川町 氷室健太郎町長
「広川町の魅力を知っていただく。“関係人口”がどんどん増えてほしい。ふるさと納税の寄付額も増えて、地域活性化につながればと思う」

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