県内の高校生の文化と芸術の祭典「しおかぜ祭」が開幕し、日頃の活動の成果を披露しました。

長崎市で開かれた総合開会式には県内102の高校から約1900人が参加しました。

20回目の節目となる県高校総合文化祭=しおかぜ祭の今年のテーマは「足跡」です。

原爆や長崎大水害など様々な試練を乗り越えてきた長崎の歴史や、これまでの総合文化祭で先輩たちが残してきた足跡を辿りつつ、新たなことに挑戦しようという思いが込められています。

キレのあるバチさばきで力強い太鼓の音を響かせたのは瓊浦高校の和太鼓部「瓊琉会」です。

「瓊琉会」はこれまでに長崎ランタンフェスティバルに出演するなど、高校の部活動ながら活躍の場を広げています。

大会の準備を進めてきた実行委員会の生徒たちは、それぞれ思い描く夢や目標を発表しました。

「憧れの先生みたいに優しい人になりたい」

「長崎を活気ある町にしたい」

しおかぜ祭は諫早市のたらみ図書館など県内5つの会場で10日まで開かれ、文化・芸術の分野で高校生たちが新たな足跡を刻みます。

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