五島市の特産品のひとつ「椿油」。

五島市内ではいま、油を搾り取る作業がシーズンを迎えています。

椿油の原料となる「ヤブツバキの種」です。

五島市平蔵町の今村椿製油所では、10月中旬から昔ながらの機械を使って椿油を搾り取る作業が始まっています。

まずは、砕いた種をセイロでじっくりと蒸します。

柔らかくなったら布の袋に入れ、「玉締め機」という機械で圧力をかけて油を搾りだします。

最後にろ過をして不純物を取り除けば 透明で香ばしい琥珀色の油が完成です。

一連の作業には、約2時間掛かります。

椿油は古くから整髪料や食用油として使われていて、近年は健康食品としても人気です。

五島の椿油搾りは2025年4月ごろまで続きます。

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