アゼルバイジャンで開催中の国連の気候変動対策会議=COP29で首脳級会合が始まり、イギリスが温暖化対策の新たな目標を発表しました。

スターマー首相:
イギリスは2035年までに温室効果ガス排出量を1990年比で少なくとも81%削減する。

イギリスのスターマー首相は、各国に先駆けて2035年に向けた新たな目標を掲げ、「地球規模の問題には国際協力が必要だ」と強調しました。

首脳級会合には80の国と地域が参加し、途上国の温暖化対策に対する資金や温室効果ガスの削減目標などが議論されます。

気候変動の影響で危機的状況の島しょ国の首脳も登壇し、バルバドスの首相は「人類と地球は破滅に向かって突き進んでいる」と危機感を示した上で、先進国に支援金の増額を訴えました。

首脳級会合は13日も行われます。

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