鳥取県の「身体障がい者福祉大会」が11月20日に鳥取市で開かれ、防災・減災対策や民間事業者による合理的配慮の取り組みを進めることなど、障害者が安心して暮らせる社会の実現に向けた国などへの要望をとりまとめました。
「第64回鳥取県身体障がい者福祉大会」は身体障害者の自立と社会参加を促し、県民だれもが安心して暮らせる社会の実現を目指して、毎年開かれています。鳥取市のとりぎん文化会館で開かれた大会には、県内の身体障害者や福祉関係者など、約160人が出席。初めにこの1年間に福祉の向上などに功績があった7名が表彰を受けました。
鳥取県身体障害者福祉協会・山根裕会長:
「障害者の方と企業とが話をして、うまい具合に解決していけると」
大会では、2024年1月の能登半島地震を受けて、障害者が安心して地域で暮らせるよう防災・減災対策を進め、適切な避難計画を早急に策定することや障害者差別解消法が改正され、2024年4月から義務化された民間事業者による合理的配慮の取り組みが円滑に進むよう、周知・指導を強化することなど国などへの要望が取りまとめられました。
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