2021年に、幼い女の子が母親と交際相手から虐待され死亡した事件があった岡山市で11月22日、警察と児童相談所が連携し子供を虐待から守るための合同訓練が行われました。

この訓練はコロナ禍などを経て5年ぶりに行われたもので、岡山市の児童相談所や岡山西警察署などから約20人が参加しました。

「子供の泣き声が頻繁に聞こえてくる」と通報を受けた児童相談所の職員が家庭訪問したという想定で、自宅の立ち入りに応じない父親に対して警察官を呼んで説得するなど警察と児童相談所の連携方法について確認しました。

(岡山市こども総合相談所 米田早希歩さん)
「親御さんが話を聞いてくれる態勢にならなかったり受け入れてくれない時に児童相談所と警察などのいろんな関係機関が家族を心配していることが伝えられればいいと感じた」

岡山西警察署によりますと5年前の前回の訓練以降、管内では6歳の女の子が母親と交際相手の男に虐待され死亡した事件が発生しています。警察は、こうした訓練を定期的に行い、児童相談所との連携を図りたいとしています。

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