秋田市のガラス工房でクリスマスをテーマにした作品の展示販売会が開かれていて、かわいらしい作品の数々が訪れた人を迎えています。

色鮮やかなサンタクロースに、キラキラと輝く雪だるま。

秋田市新屋ガラス工房で開かれている展示会には、5人のガラス作家がクリスマスをテーマに制作した作品約100点が並んでいます。

つぶらな瞳でこちらを見つめるトナカイ。制作したのは、宮城出身で2020年から新屋ガラス工房に所属している東穂高さんです。

東さんは「ガラスはキラキラしたものなので、柔らかい毛並みを表現するのは難しいが、表面に粉状の色ガラスを付けることでふわふわした柔らかい表現に仕上げました。1年に1度のイベントですので、皆さんに楽しんでもらえるように考えて作っています」と話してました。

クリスマスツリーをかたどった作品は、ガラスの中に重曹で泡をつくる技法が使われていて、まるで雪が降り積もっているかのようです。

訪れた人は作品をじっくりと眺めながら、お気に入りの1点を選んでいました。

訪れた人は「同じようで同じものがないというか、1品だけの素晴らしさやかわいらしさがあるなと思って見ていた。友達の贈りものにもいいかなと思って」と話していました。

クリスマスをテーマにした展示は12月25日までで、12月1日からは正月をテーマにした作品が加わります。

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