大型連休の前半最終日となった4月29日も各地でにぎわいを見せています。新潟県長岡市山古志地区では牛の角付きのプレイベントが行われ、訪れた人は闘牛の迫力ある取り組みを楽しんでいました。

【記者リポート】
「私の目の前にいるこちらの闘牛、体長は2m以上、重さは800kg以上あるといいます。近くで見ているだけでも、かなり力強さを感じます」

29日、長岡市の山古志闘牛場では5月の初場所を前に牛の角突きのプレイベントが行われ、約350人が訪れました。

イベントでは闘牛とのふれあいのほか…

「非常に大きな両牛。さあ、まず押し込むのは潮潮。先制攻撃をしかけた」

綱をつけながらではありましたが、実際に闘牛同士の取り組みも披露されました。その迫力に訪れた人たちからは大きな拍手が送られました。

【訪れた人】
「やっぱり迫力があった。綱があったのに、柵のすぐ近くに来た時には驚いた」

【訪れた人】
「ドキドキした」

【訪れた人】
「初めて見たが、本番より色々な説明があったので、とても勉強になったし、おもしろかった」

この牛の角突きにも大きな被害を出した中越地震からは今年で20年。

山古志闘牛会の松井富栄会長は全国からの支援のおかげで今があると振り返ります。

【松井富栄さん】
「大勢の人たちからの力でこの20年間乗り越えてこられた。これから先も、この地域はなかなか難しい課題もあると思うが、角突きを通じて色んな人からこの地域を知ってもらって、足を運んでいただいて、この地域づくりをまた一緒に皆さんとしていければ」

牛の角突きは5月4日に初場所を迎えます。

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