決まったルートや時刻表がなく予約に応じてAIが最適なルートを選択して走るオンデマンドバスの実証運行が12月2日から岩手県久慈市で始まりました。
2日は久慈市の遠藤譲一市長やバスを運行する岩手県北自動車の関係者などが出席して出発式が開かれました。
2日から実証運行が始まったオンデマンドバス「のるのす」、12人乗りの車両2台で運行し一般のバスのようなルートや時刻表はなく利用者のスマホアプリや電話からの予約に合わせて人工知能=AIが最適なルートを選択して走ります。
人手不足や利用客の減少でバス路線の維持が課題となる中「のるのす」は身近な移動手段として期待されています。
運賃は1回の乗車につき300円で高齢者や高校生以下は割引されるほかICカードを使うと一般の人でも割引料金で利用できます。
久慈市 遠藤譲一市長
「AIがルート設定で動いていきますのでこれまでより格段に使いやすい。そして便利になったなと実感いただけるものと」
「のるのす」の実証運行は2025年1月末まで行われる予定です。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。