高校生に独自の視点で旬のニュースを伝えてもらう「週刊高校生ニュース」です。
きょうは崇徳新聞部の2年生斉藤さんに伝えてもらいます。

【崇徳高校新聞部2年・斉藤ひかりさん:広報・メディア担当/マネージャー】
私が今回注目したのは若者に広がる「ルッキズム」です。

【加藤キャスター】
ルッキズムということですが、いわゆる整形、美容整形についてですね。

【斉藤さん】
以前テレビを見ていると韓国の学生が生徒証明書を持っていたら整形が割引になるということを知って、同年代でも整形をしている人がいるんだと思い興味を持ちました。

そこで今回、身の回りの生徒に聞いてみました。
28人に聞いたのですが、そのうちの3分の1、「9人」が興味アリと答えました。
どこを整形をしたいのかという問いに対して、最も多かったのが「目」です。
大きくしたり二重にしたいといった意見が聞かれました。
そのほかは鼻や口角、唇を薄くしたい人や輪郭を滑らかですっきりとしたフェイスラインにしたいという人がいました。

【岡野キャスター】
個人的にはまだ早いのかなという気もしますが、意外でした。

【加藤】
ルッキズムが広がっているということは、高校生の間でも見た目をこうしたいとか、見た目が自分の理想じゃないと気持ちが下がるとかそういうこともありますか?

【斉藤さん】
私自身、Kポップに最近興味を持っていて、こういうふうになりたいとかこう可愛くなりたいという憧れを持ち始めたのがきっかけです

今回、そもそも”どこからが整形か”という線引きについても聞いてみたのですが、多かったのは本格的に”二重にしたら”、そして、病院に行った時点で整形ということでした。

【加藤キャスター】
美容整形となると、顔にメスを入れるということもありますが、このハードルについて斎藤さんどう感じていますか?

【斉藤さん】
整形というのは、その人自身がやっていいと思ったらしていいことだと思っていて、その人の顔を変えたりするのも個人の自由だと思います。私自身、今は整形したいとは思っていませんが、まずは綺麗になるために自分の内側からきれいにして行きたいなと思います。

【加藤キャスター】
見た目を自分の理想に少し近づけることで、明るく生きて行くことができたら、それはそれでいいのかもしれませんが、そこは本当に個々人の判断なのかなと感じます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。