地産地消の取り組みです。長野県安曇野市の企業の社員食堂で、地域の高校生が育てた野菜を使ったメニューが提供されました。
安曇野市の空調機器メーカー「デンソーエアクール」。社員食堂で提供されたのは、豚バラと大根をニンニク味噌のタレで炒めた定食に。サーモンと白菜の和風クリームパスタ。
豚バラ大根を注文:
「おいしいです、大根の感じが、シャキシャキしていいかな」
メニューに使われた大根と白菜は、地域の畑で収穫されたものです。
育てたのは、南安曇農業高校の生徒たち。地産地消を進めようと、2023年から授業の一環で栽培した野菜を地元の企業に提供していて、今年も大根74本と白菜62個を2社に提供しました。
こちらの社員食堂では2023年に続く実施で、多くの社員が注文していました。
クリームパスタを注文:
「おいしいです、すごく濃厚で(白菜は)甘みがあります」
生徒たちのやりがいにもつながっています。
デンソーエアクール人事総務部・柴田恵美さん:
「当社としても安心・安全なものを提供していただき、社員食堂で食べられるというのが、お互い良いことがある、地元で連携していきながら、地域全体を盛り上げていけたらなと」
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