秋田市の市街地でクマと思われる動物が相次いで目撃されています。4日は土崎地区で再び目撃されたほか、周辺に多くの学校がある保戸野地区でも目撃情報が寄せられ、各地で警戒が続いています。
4日午前8時半ごろ、秋田市保戸野中町の市道を車で走行していた40代女性が、体長約60センチのクマのような動物1頭が道路を横断するのを目撃しました。動物は西の方向に向かっていったということです。
現場から約150メートルの地点には秋田北高校があるほか、保戸野地区には保戸野小学校、秋田大学付属の小中学校と特別支援学校、秋田工業高校があり、住民のほか子どもたちが多く通行するエリアです。
近くの保育園では屋外での活動を制限し、保護者にメールで注意喚起をしたほか、秋田市教育委員会は市立の学校に対し、保護者に送迎を依頼することや児童生徒がクマよけの鈴をつけて登下校すること、状況に応じて部活動を制限することなどを求めています。
一方、秋田市土崎港中央の市道では4日午後1時ごろ、近くを車で走行していた30代の男性が体長約1メートルのクマのような動物1頭を目撃しました。すぐ近くには、2日にクマのような動物が目撃された土崎図書館があります。
警察は、目撃情報がある地域を中心にパトロールを強化しています。
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