本格的な雪のシーズンを前に、秋田県北秋田市の道の駅で「大雪で交通事故が発生した」という想定で救助訓練が行われました。

北秋田市の道の駅たかのすで行われた訓練には、警察や消防など5つの機関から約40人が参加しました。

訓練の想定は、大雪のために国道7号線で大型トラックが動けなくなった上、後続の車と対向車が衝突して大規模な渋滞が発生しているというものです。

沿線にある道の駅たかのすは、市の防災拠点に位置付けられていて、災害発生時に住民が身を寄せられる場所や発電機などが備えられています。

参加者は、事故によるけが人の救助や避難所開設の手順を確認していました。

能代河川国道事務所の大久保広副所長は「地域の人や通行する人が安全に冬道を通行できるよう、色々な機関とともに訓練などを重ねて対応していきたい」と話しています。

大雪などの際は「不要不急の外出を控える」という判断が、危険から身を守ることにつながります。

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