九州で初めてとなる、耳が不自由な人たちとのコミュニケーションが便利になるシステムの実証実験が9日、福岡県庁などで始まりました。
手話で伝えたことをAIがリアルタイムで文字に変換し、チャットのような形で会話ができるシステム。
これはソフトバンクが開発中の『SureTalk(シュアトーク)』で、現在、全国20の自治体などで実証実験を行い、機能の改善が図られています。
「手話言語条例」を制定している福岡県では、手話を使いやすい環境の整備を進めていることもあり、今回、実証実験に参加することになりました。
服部知事も、自ら手話を使って体験しました。
◆福岡県 服部知事
「(手話を使う人と)ストレスを感じずに窓口での対応をさせていただくことができるので、素晴らしいシステムだと思いますね」
「手話通訳者の役割の一部を担えるようになれば」と開発されているこのシステム。
ソフトバンクの担当者は、「将来的に自治体や病院の窓口などで活用してほしい」と話していました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。