「桜島学校」の開校に伴って、閉校する予定の7つの小中学校に通う児童・生徒たちの思いをつづった動画の上映会が、8日、桜島で開かれました。

子どもたちが動画に残した思いとはー

8日、鹿児島市のさくらじま白浜温泉センターで開かれた「小さな上映会」。

桜島で、今後閉校予定の小中学校に通う児童・生徒たちの今の思いをつづった動画を、1日限定でお披露目する会です。

企画したのは、大学生5人と社会人3人で構成される「桜島小中学校跡地活用プロジェクトチーム」。

桜島の小中学校の閉校後の跡地問題などについて知ってもらおうと企画したもので、会場には動画に出演した子どもたちはもちろん、地域の住民など多くの人の姿がー


動画で子供たちが語るのは、自分たちが通う学校の好きなところ。

そしてキャンプ場や遊園地、宿泊施設など、跡地をどんな風に活用してほしいかなど、今感じている素直な思いです。

親子での参加者
「こんなにたくさんの小中学校があったとは知らなかった。(跡地を)もっと活用できたら観光客が来てくれるのでは。閉校になっちゃうのは悲しい」

桜島出身の女性
「学校(の跡地)が色々な施設として利用できたらいい。もったいないもんね、いい学校だから」

出演していた子ども
「みんなに桜島のことをもっと知ってもらえたらうれしいなと(撮影に参加した)」

市民ワークショップ PLAY CITY!DAYS
桜島小中学校跡地活用プロジェクト・岩川一成さん
「児童・生徒、先生方がすごくいい活用のアイデアを持っていたので、そのアイデアを世に発信していく動画として撮ることが大事だと思った。閉校になる学校に興味を持ってくれる方がいれば、閉校後の活用のアイデアをぜひ実現してほしい」

子供たちのまっすぐな思いが伝わるこの動画。
プロジェクトチームではSNSでの公開を検討しているということです。

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