今年もあと20日あまりとなる中、博多の総鎮守、福岡市の櫛田神社では正月の縁起物の準備が進められています。

福岡市博多区の櫛田神社では、神職と巫女8人が、正月用の破魔矢や来年の干支・ヘビが描かれた絵馬など12種類の縁起物を準備していて作業は大詰めを迎えています。

来年は海外からの参拝者が増えることなども見越し、今年より約1600体増やし12万体あまりが準備されます。

中でも人気なのは、山笠の太鼓の上に干支が乗った破魔矢「干支太鼓」で、商売繁盛の御利益があるということです。

◆巫女 鵜城紗英さん
「ヘビが『脱皮をすることから再生』という縁起のいい意味になりますので、今年のちょっと沈んだ空気感とかそういう気持ちを忘れていただいて、清々しい1年になればいいと思います」

櫛田神社では、正月三が日に約15万人の参拝を見込んでいるということです。

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