岩手県宮古市では、正月に神棚に飾る縁起物の「お飾り」作りが最盛期を迎えています。
宮古市では、現在5軒で家内安全や大漁などを願う「お飾り」作りが行われています。
このうち松下信子さんは、65年前からこの時期、お飾りを作り続けています。
お飾りは、赤や青など10種類以上の顔料を使って和紙に色鮮やかな七福神などを描きます。
松下さんは2024年、長女の和子さんとともに600枚作ることにしていて、幸せな新年を迎えられるよう願いを込めながら、一枚一枚丁寧に描いています。
松下信子さん
「和紙のため(顔料を)いっぱい付けると染み出るので、色を調整しながら描いています」
お飾りは12月27日から大みそかまで宮古市魚菜市場で開かれるお飾り市で販売されます。
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