アツアツの鉄板にのった俵型のハンバーグにたっぷりのチーズがかけられている…都内にある人気ハンバーグ店のメニューだ。
この記事の画像(16枚)しかし、この動画がSNSで拡散され看板メニューが消える事態となり、街からは賛否の声があがっている。
店主「ダメだというのは分かっていた」
物議となったのは、牛肉100%を使ったチーズハンバーグの動画。
フォークで割ってみると…中は“真っ赤”なレア状態。
これに、ネット上では指摘が相次いだ。
「思いっきり生焼けじゃない?」
「おなか壊しそう」
動画はまたたく間に拡散し、一時「人気のハンバーグ店」というワードがXでトレンド入りする事態となった。
この店では、レア状態のハンバーグを、客が追加で加熱するのが人気のスタイルだという。
これまで食中毒や体調を崩した客はいなかったものの、今回 SNSで騒動になったことで保健所の指導が入ったという。
厚労省が定める基準では、ハンバーグを焼くときは中心部を75度で1分以上加熱することになっていて、客が自ら焼く場合は「生では食べられない」こと、「中心部までの加熱が必要」なことをメニューなどに載せる必要がある。
ハンバーグ店の店主は、イット!の取材に…
ハンバーグ店の店主:
ダメだというのは分かっていたが、肉の品質も良く、お客さんに喜んでもらえたいという思いで提供していました。私の判断ミスでした。
…と述べ、“レアハンバーグ”をメニューからなくした。
SNS上で騒ぎになったことで、姿を消した看板メニュー。
街の人はどう感じているのだろうか。
20代女性:
名物ということはその店でもこだわって作られていたと思う。SNSの情報がきっかけでなくなるのは残念。いままでの努力とかもなくなっちゃう。
30代男性:
それが、はやったりとかだったらうれしいことだけど、逆は悲しいなと思います。
40代男性:
今回赤かったことで、保健所が入った。隠したりすることの抑止になるのであればいいと思う。
40代女性:
難しいところではあるが、店の方にマイナスになりすぎないように(SNS投稿)できたらいい。
今後 店は、中心部まで加熱したハンバーグのみを提供するという。
(「イット!」12月11日放送より)
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