感染すると、ほおがリンゴのように赤くなることから「りんご病」とも呼ばれる伝染性紅斑について鳥取県は12月11日、県西部で報告患者数が基準を超えたことから県内全域に警報を発表し、感染予防の徹底を呼びかけています。

鳥取県は、全国的に流行が見られる伝染性紅斑(りんご病)について、県西部で12月2日から1週間の報告患者数が1定点あたり2.57人と警報発令基準の2人を超えたことから、11日、県内全域に警報を発表しました。

伝染性紅斑は、感染すると、頬がりんごのように赤くなることから「りんご病」とも呼ばれ、発しんが現れる1週間ほど前から微熱や風邪のような症状がみられることが多く、子どもを中心に流行します。
また、妊娠中に感染した場合は、まれに、胎児の異常や流産の恐れがあるということです。
鳥取県内に伝染性紅斑の警報が出されたのは2019年12月以来です。

県は、手洗いやうがい、消毒などの感染予防を徹底するとともに周囲で患者が発生した場合、妊娠中、または妊娠の可能性がある女性はできるだけ患者との接触を避けるよう呼びかけてます。

なお、島根県ではこれまでに患者の発生は報告されていません。

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