大麻に関する改正法が12日に施行され、「使用」した場合も罪に問われることになりました。
宮崎県内では若い世代の間で大麻が蔓延していて、警察が注意を呼びかけています。

危険な薬物の入口「ゲートウェイドラッグ」とも言われる大麻。
12日は改正大麻取締法と麻薬取締法が施行され、大麻が「麻薬」と位置づけられました。
これにより、大麻の「所持」「譲渡」「栽培」などに加え、「使用」した場合も罪に問われることになります。

警察によりますと、今年1月から10月までに大麻に関する犯罪で検挙された人は57人で、すでに去年1年間を上回り、過去最多だった2020年に並んでいます。
検挙された57人のうち、10代と20代が8割近くを占めています。

警察は、手に入りやすいことやインターネットなどで危険性を軽視する誤った情報が流れていることから、若い世代を中心に大麻が広がっていると見ていて、取り締まりを強化するとともに、薬物には絶対に手を出さないよう呼びかけています。

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