呉市の伝統野菜で”幻のキャベツ”とも言われる「広甘藍」の出荷が最盛期を迎えています。

呉市郷原町にある倉西大助さんの畑では、「広甘藍」の収穫が始まっています。
このキャベツは、戦前に呉市・広地区で栽培が始まった伝統野菜です。

栽培の難しさなどから一度は市場から姿を消しましたが、葉の柔らかさと甘みが特徴の「広甘藍」をブランド化するため、14年前、地域の農家などが栽培を再開しました。

【広甘藍栽培農家・倉西大助さん】
「水分が多くて生でも美味しいですし、加熱したらもっと美味しくなるので、ぜひしっかり味わってもらいたい」

広甘藍の収穫は来年1月中旬まで続き、およそ5トンの出荷を見込んでいます。

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